画家のパレットに焦点を当てた企画展 酒田市美術館、1月19日まで
酒田市美術館の企画展「画家たちのパレットと絵画展-マティス、ピカソから日本近現代の巨匠まで-」が、同館で開かれている。画家が使っていたパレットと作品が並び、パレット上の絵の具と作品の配色とを見比べて鑑賞できる。来年1月19日まで。 笠間日動美術館(茨城県)収蔵のパレットを展示。サルバドール・ダリや梅原竜三郎など西洋、近現代日本の画家45人のパレットと作品計99点が飾られている。シンプルな木製や大理石製、パレット上に絵の具を盛り上げて岩に見立てたものなど、画家の個性と感性が伝わってくる。 同館の武内治子学芸主任は「作品と見比べ、よく使う色など作家の特徴を感じてほしい」と話す。