PK戦で敗れ、肩を落とすファジアーノ岡山の選手たち＝シティライトスタジアム

　Jリーグ・YBCルヴァン・カップ1次ラウンド2回戦（24日・シティライトスタジアムほか＝9試合）J2ファジアーノ岡山はホームでJ2横浜FCと対戦し、延長を終え3―3で突入したPK戦の末に敗れた。 　J3琉球がJ1のG大阪を2―1で破った。J3長野は京都に3―2で、J2秋田は湘南に2―1で、いずれも延長の末にJ1勢に競り勝った。 　広島は奈良に6―0で大勝し、浦和は鳥取を5―2で退けた。柏は3―1で群馬を、鳥栖は熊本を1―0で下した。横浜FC、富山はPK戦を制して勝ち上がった。 　5月22日に行われる3回戦の勝者は、8強入りを懸けたプレーオフに進む。 岡山3―3横浜FC 前半1―1 後半1―1 延長前半1―0 延長後半0―1 （PK3―5） 　【評】ファジアーノ岡山が激闘の末に敗れた。互いに譲らず2―2で迎えた延長前半3分、田中がこの日2点目を左足で決めて勝ち越し。しかし延長後半に追い付かれると、PK戦で屈した。直近のリーグ戦から大幅にメンバーを入れ替え、攻守に粘り強く戦い抜いたものの、踏ん張りきれなかった。 　横浜FCは2度のビハインドを追い付き、PK戦では全員が成功するなど落ち着いていた。