ライアン・ケバリー&カタルシスが再始動、5年ぶりの新作『Music is Connection』を発表
マリア・シュナイダー・オーケストラなど、多くのラージ・アンサンブルでも活躍するトロンボーン奏者のライアン・ケバリー(Ryan Keberle)が、ホルヘ・ローダー(b)、エリック・ドゥープ(ds)、カミラ・メサ(vo, g)とのグループ、カタルシスを再始動。2019年の『The Hope I Hold』以来、5年ぶりのニュー・アルバム『Music is Connection』を10月18日に発表しました。 アルバムは2023年9月と2024年4月にニューヨーク・ブルックリンのスタジオ「Figure 8 Recordings」でレコーディングされ、ケバリーはトロンボーンのほか、鍵盤とヴォーカルを担当。また、ケバリーとともにマリア・シュナイダー・オーケストラに所属するテナーサックス奏者のスコット・ロビンソンが1曲参加しています。 収録曲はケバリーのオリジナルを中心にメンバーも提供しており、さらに、ミルトン・ナシメント「Vera Cruz」とビクトル・ハラ「Lo Unico Que Tengo」のカヴァーも。ケバリーは新作について、「私はこのバンドをとても誇りに思います。私たちは、私の人生の中で他のほんの一握りの音楽アンサンブルでしか経験したことのないレベルの化学反応、信頼、そして共有された音楽言語を培ってきました。グローバルなパンデミックは演奏や録音スケジュールの長い中断を与えましたが、それでも私たちを妨げることはできませんでした」と語っています。