「海の紅葉を来年も」シチメンソウの種まき 市やボランティア団体約30人が参加【佐賀県】
サガテレビ
佐賀市の秋の風物詩海の紅葉を来年も多くの人に楽しんでもらおうと、市やボランティア団体などがシチメンソウの種をまきました。 秋の東与賀海岸を彩り、海の紅葉と呼ばれているシチメンソウは、塩分の多い土地に生える塩生植物です。 約5年前に大規模な立ち枯れがおきましたが、保全活動で徐々に回復に向かっています。 しかし生育不良の場所があるため、24日はシチメンソウを育てる会や市などから約30人が参加し、広さ1000平方メートルの土地に8キロほどの種をまきました。 【シチメンソウを育てる会 石丸義弘会長】 「シチメンソウが赤いじゅうたんのように、たくさん咲くよう願いを込めて活動している」 【東与賀まちづくり協議会 冨吉宣仁会長】 「この取り組みを機会に、今までと同じようにきれいな色がつけばいいなと思う」 【佐賀市役所東与賀支所 福岡正和副グループ長】 「来年も、またきれいなシチメンソウが見られるよう楽しみにしてもらえれば」 市の担当者によりますと、生育不良の原因はわかっていないということです。
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