三谷幸喜氏、若者の日本語感覚に私見「最近の若い人は1時間弱と言うと、1時間と5分ぐらいだと…」
脚本家の三谷幸喜氏が28日、司会を務めるTBS系特番「新・情報7days ニュースキャスター 2024年ニュースの主役ランキング!」(土曜・この日は午後9時)に生出演した。 この日は放送時間2時間半に拡大ということでオープニングトークから「今日はスペシャルなんですね。時間もあるから、たっぷりやりたい。1時間くらいやりますか。話したいことはいっぱいあるんですよ」と言い出し、安住紳一郎アナウンサーに「他のコーナーもありますから」と、たしなめられた三谷氏。 「今年で言うと、ものを書く、言葉の仕事をする人間としてはですね。若い人の日本語の感覚がだいぶ僕らと変わってきてると、すごい感じるんですよ」と話すと「例えば『1時間弱』って安住さん、だいたい何分ぐらいだと思います?」と質問。 安住アナが「私は50分くらい」と答えると「でしょ」と同調した後、「最近の若い人は1時間弱と言うと、1時間と5分ぐらいだと」と三谷氏。 安住アナが「聞いたことあります。足しちゃうんですよね」と口にすると、「分かる気はするんですよ。象にうさぎの体重を足していくらか?と言った時に、象の体重からうさぎの体重を引くってことは、あまりないじゃないですか? おかしいでしょ。やっぱり、象プラスうさぎって」と続けた。 ここで安住アナが「ちょっとよく分からないですけど」と首をかしげると、「じゃあ、これは。1時間強は何分?」と問いかけ。 「私は70分。1時間10分くらい」との答えに「でしょ。僕もそうなんだけど」と、またも同調すると「最近の若い人は1時間強と言うと、1時間40分くらい」と答えた。 「分かる気がするんですよ。これはもう象足すキリンですよ」と話し、安住アナに「もう動物の例えはやめた方がいいですよ」と突き放されたが、さらに「1ダース半」や「2、3人」や「2、3時間後」という表現に対する若者の感覚を次々と口にしていた。
報知新聞社