「親友、ライバル、すごく特別な存在」戸上隼輔が死闘を演じた張本智和について語る
◇天皇杯・皇后杯2024年全日本卓球選手権大会(28日、東京体育館) 全日本卓球選手権の男子シングルス決勝が行われ、戸上隼輔選手が張本智和選手にフルゲームの末に敗れ、シングルス3連覇を逃しました。 【画像】張本智和選手8度のマッチポイントをしのぎ優勝 試合直後には倒れ込む 「死闘だった...」 試合後に疲れた様子で振り返ります。 持ち味の攻撃的な卓球で張本智和選手からゲームカウント3-2とリード。迎えた第6ゲームは3回、最終ゲームでは5回、計8回のマッチポイントを握るも痛恨の逆転負けとなりました。 インタビューでは「(張本選手と)オリンピックイヤーの決勝で戦えたのは、今後絶対忘れないですし、きょうは勝てなかったですけれど、今後戦うことがあれば勝ちたいなって気持ちでいっぱい」と悔しさをにじませながら振り返りました。 この大会を終えて、半年後のパリ五輪シングルス代表は、張本選手と戸上選手がほぼ確実。 選考レースでも競い合った張本選手について「ともに日本代表として戦っていて親友ですし、ライバルですし、すごく特別な存在」と勝者となったライバルを語りました。 ▽男子シングルス決勝 張本智和4-3戸上隼輔 8-11/12-10/9-11/8-11/11-9/14-12/16-14