『インサイド・ヘッド2』©2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

　8月1日に公開されるディズニー＆ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』の特報映像とティザーポスターが公開された。 【写真】シンパイ＆イイナー＆ダリィ＆ハズカシ「4人の新たな感情たち」 　頭の中の感情たちを描き、第88回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した『インサイド・ヘッド』。『トイ・ストーリー』の原案とアニメーション監督を務め、『カールじいさんの空飛ぶ家』でアカデミー賞長編アニメーション賞を受賞、現在はチーフ・クリエイティブ・オフィサーとしてピクサー作品を世に送り出しているピート・ドクターが、娘の成長を見守る中で見つけた心の変化に着想を得て制作された。 　その続編となる本作は、思春期を迎えちょっぴり大人になった少女ライリーが主人公。転校した学校にも慣れ、ライリーの頭の中の感情たちヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリは、ライリーが幸せに暮らせるように奮闘する毎日を送っていた。しかしある時、突然大きな“謎の警報”が頭の中に鳴り響く。感情たちが暮らす司令部が壊されてしまうが、そこで新たに現れたのがオレンジ色の感情“シンパイ”だった。そんなシンパイに加えて、イイナー、ダリィ、ハズカシの新しい4つの感情たちが少し大人になったライリーの頭の中で“感情の嵐”を巻き起こしていく。 　脚本は、前作でも脚本を務めたメグ・レフォヴが担当。監督は『モンスターズ・ユニバーシティ』などでストーリースーパーバイザーとして実力を磨いてきたケルシー・マンが務める。マン監督は本作について「新しいキャラクターのシンパイは、今までいた感情たちと初めて出会います。でもそれは私たちの頭の中で何が起こっているのかを考えてみると、とても理にかなっていると思います」とコメントを寄せている。 　公開された特報映像は、感情たちの世界に新たに現れたシンパイたち4人の特徴を捉えたもの。最悪の将来を想像しあたふたと必要以上に準備してしまうシンパイ、いつもモジモジしていて恥ずかしさがMAXになるとフードで顔を隠すハズカシ、小さな身体と大きな瞳でいつでも周りの誰かを羨んでいるイイナー、どんなときも退屈＆無気力で片時もスマホは手放さないダリー。映像では、大荷物で現れたシンパイがライリーを心配してあたふたと司令部のボタンを押しまくる姿や、イイナーがムカムカの髪型を「イイナー！」と目を輝かせて羨ましがる姿、指令室のソファで寝転がりスマホを見続けるダリィの様子、ヨロコビとハイタッチした時に恥ずかしさのあまりフードに隠れて縮こまってしまうハズカシなどの姿が。また、シンパイたちが「ライリーにはもう、あなたたちは必要ない」とヨロコビたちをビンの中に閉じ込め“感情”にフタをするシーンも確認できる。 　ティザーポスターでは、そんな少しずつ大人になっていくライリーの頭の中に広がる“感情たち”の世界が描かれている。