被災1年の能登へ羽田から向かう人たち…「復興へ正念場」「穏やかに過ごせる年に」
能登半島地震から1年となる1日、羽田空港では朝早くから、多くの人が能登行きの便に乗り、被災地へと向かった。
東京都日野市の自営業の男性(75)は被災地支援のための視察で、石川県輪島市の朝市通り跡地や仮設住宅などを訪問するという。「復興に向けてこの1年が正念場。何が求められているのか、住民の生の声を聞き取って支援に役立てていきたい」と話していた。
輪島市内に実家がある東京都豊島区の会社員の女性(31)は、被災後に仮設住宅で暮らしている両親に会いに行く。「能登で暮らす人たちが、少しでも穏やかに過ごせる1年であってほしい」と願っていた。