【陸上】女子4×100mRと男女混合マイルは日本歴代上位をマークも今大会でのパリ五輪は逃す/世界リレー
◇2024世界リレー(5月4日、5日/バハマ・ナッソー) パリ五輪の出場権を懸けた世界リレーの2日目が5月5日(現地)に行われた。女子4×100mリレーと男女混合4×400mリレーは前日の予選の結果、ラウンド2に回った。 2024世界リレーの成績をチェック! 決勝に進めなかったチームが3組に振り分けられ、各組上位2チームが五輪切符となるラウンド2。先に行われた男女混合4×400mリレーは、400m44秒77の日本記録保持者・佐藤拳太郎(富士通)を1走に配置し、2走には予選の松本奈菜子(東邦銀行)から井戸アビゲイル風果(同)にチェンジした。 3走は今泉堅貴(Team SSP)、アンカーは岩田優奈(スズキ)。佐藤が2着争いでつなぎ、その後も粘りを見せた日本は、3分16秒02(日本歴代2位)をマークしたものの4位となり、2着まであと1秒と少し足りなかった。 女子4×100mリレーは予選と同じ、三浦愛華(愛媛県競技力向上)、鶴田玲美(南九州ファミリーマート)、青野朱李(NDソフト)、山形愛羽(福岡大)でつないだ。予選(44秒16)よりもタイムを上げ、日本歴代6位の43秒63と健闘したものの、組6着に終わった。 両種目とも、今大会でのパリ五輪出場権はつかめず。パリ五輪のリレー種目の出場枠は16で、そのうち14がこの大会で決定。残り2枠は6月末までの記録でのランキングにおいて出場権が争われるが、かなり厳しい状況となった。
月陸編集部