長崎代表・鎮西学院は3回戦へ 全日本高校女子サッカー 2ゴールを奪って快勝!
サッカーの第33回全日本高校女子選手権第2日は30日、兵庫県淡路市の県立淡路佐野運動公園などで2回戦16試合が行われ、長崎県代表の鎮西学院は山形明正に2-0で快勝して3回戦に進んだ。 鎮西学院は後半15分、MF橋本のパスに反応したFW折原がGKとの1対1を冷静に流し込んで先制した。2分後には折原の左クロスに橋本が合わせて追加点を奪った。守ってはGK鳥山、DF坂口を中心に相手のシュートを計4本に抑えた。 第3日は来年1月3日、兵庫県三木市の三木総合防災公園第2陸上競技場などで3回戦8試合を実施。鎮西学院は午後2時10分から8強入りを懸けて大商学園(大阪)と対戦する。 ◎目標の8強へ あと1勝 鎮西学院は後半に2ゴールを奪って快勝。目標の「全国8強」へあと1勝に迫った。川原監督は「難しい展開でも折原、橋本と決めるべき人が決めて、無失点で試合を終えられたことが良かった」と手応えを口にした。 前半は自陣に引いて守る相手に攻めあぐねた。後半15分に、この状況を打破したのはエースストライカー折原。厳しいマークにあいながらもスピードを生かして裏へ抜け出し、待望の先制点をもぎ取った。2分後には主将のMF橋本が前がかりになった相手の心を折る追加点。これでほぼ勝負を決めた。 3回戦の相手は、今夏のインターハイ準Vの大商学園(大阪)。押し込まれることが予想されるが、橋本は「自分たちは挑戦者として全国に来た。その気持ちを忘れず、粘り強い守備から少ない好機をものにしたい」と必勝を誓った。