石川県内ほとんどの観測地点で真夏日 観光地も…被災地も…熱中症対策必須
テレビ金沢NEWS
20日の石川県内も気温が上がり、ほとんどの観測地点で30度以上の真夏日となりました。 こうしたなか、各地ではそれぞれ暑さ対策をしながら過ごす人たちの姿がありました。 市川 栞キャスター 「午前10時前の兼六園です。日陰にいると時折風も吹いて心地よくも感じるのですが、日向に出ると一気にもわーっとして空気に変わってしばらくいるだけで汗が噴き出ます」
日中の最高気温は、金沢で30.6度、羽咋でことし最高の31.4度となるなど、県内10か所で30度以上の真夏日となりました。 兼六園では観光客が日傘を差すなど、対策をとりながら散策を楽しんでいました。 外国人観光客 「とても蒸し暑いです。日焼け止めクリームでベタベタ」 兵庫から 「(日傘が)必需品。帽子だったら間に合わないから」 あまりの暑さに、日陰で静かに休憩する人も… 愛知から 「まだ朝なのに暑いなと思って」 「想定外の暑さに早めに休憩とってます」
一方、穴水町では、強い日差しの中作業をする人たちの姿が。 こちらで建設が進められているのは仮設の商店街です。 作業員 「暑いですね」 「汗はかく…もともと汗っかきだから」 「塩飴なめたり水分取ったり」
完成が急がれる中でも熱中症対策として、2時間に一度休憩を入れたり、作業員それぞれが手の空いたタイミングでエアコンの効いた事務所に入り、水分を取るようにしているといいます。 そして、こちらは小松市。 山下 実々 記者 「小松市の梯川です。こちらでは、 転落を防止する柵が壊れていないかなど、目視による点検が行われています」
水辺の利用者が増える夏休みを前に、金沢河川国道事務所などの職員が点検を進めていました。 金沢河川国道事務所 河川管理課・江渕直嗣 課長 「大雨によって水かさが急に増し て、危険な状況になるということもありますので、利用者の皆さん自身が安全な利用というところを心掛けていただいたうえで、楽しく水辺を利用していただければ」 点検の結果、安宅漁港の水門付近で一部陥没があることなどを確認し、早急に対応するとしています。 気象台によりますと21日の最高気温は金沢で30度、輪島で29度と予想されていて、水分や塩分をしっかり補給するなど熱中症には十分注意が必要です。