ベテラン勢が集結、江口晃生の深イン仕様に注目/ボートレース津
ボートレース津の「津インクル開設13周年記念レース」は23日から開催される。4日間の短期決戦では、マスターズ世代が中心を担うことになりそうだ。ドリーム戦の1号艇には上平真二、2号艇には江口晃生、3号艇には飯島昌弘、4号艇には吉田一郎と、いずれも50歳オーバーのベテラン勢が顔を揃える。外枠に組まれた岩瀬裕亮と山田雄太が、どのようにしてベテラン勢に挑むのかが見どころとなる。 今節もメーカー14号機は格納され、エンジン相場は混沌としそうだが、江口が手にしたのは前節で黒柳浩孝が伸び寄りに仕上げたエンジンだ。江口は「ペラを叩いたから、当然伸びは落ちますよね。そこは仕方がない」と、いつも通りの深イン仕様にペラを調整。ベテランらしい落ち着いた対応を見せている。 また、前節で秦英悟がピンラッシュで優勝した17号機は、中村辰也が手中に収めた。「前回優出したときは段々と良くなっていったけど、今節は最初からいい」と笑顔を見せている。秦が見せた特別な伸びは感じられないが、しっかりとした回り足を武器に勝ち抜いたその恩恵を、中村が早くも生かすことができるか注目される。
マクール