佐々木朗希の移籍先に“最適”な球団は? 最有力候補のドジャースは「ライバル球団」に奪われる 米記者予測
ロッテからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指している佐々木朗希の移籍先が米国でも注目を集めている。 【動画】8回無失点11Kの快投!佐々木朗希が見せた奪三振ショーの映像 メジャー複数球団との面談などが報じられているが、米メディア『Los Angeles Dodgers ONSI』は「ドジャースはロウキ・ササキをライバル球団に奪われると予測」と伝えた。 記事では、「数週間にわたり、ロサンゼルス・ドジャースは日本の天才、ロウキ・ササキと契約する最有力候補と目されていたが、最近になって、別のナ・リーグ西地区のチームがササキ獲得競争で優位に立っているチームとして浮上した」と記した。 同メディアは、米スポーツ専門局『ESPN』のデビッド・ショーンフィールド記者の報道に触れ、「パドレスが23歳の投手を獲得する準備ができている」とし、「キャリアの観点から言えば、投手にとって良い球場のあるチームに行くのは理にかなっている。つまり、西海岸のチーム(アスレチックスを除く)のいずれかになる可能性がある。いずれにしても、西海岸のチームは地理的にすでに少し有利かもしれない」と予想した。 さらに「マリナーズは、投手にとって有利な球場と、最近の若手先発投手の育成の成功をアピールできる。ドジャースは、勝ち投手としての投球ができる。パドレスは、市場が小さいことと、ササキが子供の頃に好きだったユウ・ダルビッシュと一緒にプレーできることをアピールできる」と各球団のアピールポイントを列挙した。 また、「レンジャーズとカブスも可能性として挙げられている。もちろん、ビッグマーケットの 『問題』が本当に問題でないなら、ヤンキースやメッツも除外してはいけない」と、資金力のあるヤンキースやメッツも移籍先の候補として外せないとした。 その中で、同記者は「パドレスに入団すれば、ササキは数シーズン、ダルビッシュの指導を受けながら、サンディエゴの逸材として頭角を現すことになる」とし、「ロサンゼルスのマスコミの群れは、ササキのような若く成長中の投手にとっては厄介な存在となる可能性がある。パドレスに入団すれば、ササキはショウヘイ・オオタニやヨシノブ・ヤマモトの影に隠れることなく、スポンサー契約を獲得するチャンスを得られることになる」と指摘した。 「ササキはパドレスの顔となるだろうが、ロサンゼルスではただのスター選手に過ぎない」と、佐々木にとって移籍先として最適なのがパドレスであると強調していた。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]