<西園寺さんは家事をしない>世界トレンド1位 松本若菜“西園寺さん”が偽家族を通して“普通”の家族を見直す姿に涙
松本若菜が主演、SixTONES・松村北斗が出演中の火曜ドラマ「西園寺さんは家事をしない」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系/TVerにて配信)の第4話が7月30日に放送され、X(旧Twitter)では世界トレンド1位に。西園寺一妃(松本)と楠見俊直(松村)が偽家族としての生活を模索する中、保護者仲間との出会いで“普通の家族”を見直す展開に視聴者から多くの声が寄せられた。(この記事はネタバレを含みます。) 【写真】今にも泣きだしそうな表情の倉田瑛茉“ルカ” ■同居を機に“幸せ”や“家族”について考えるハートフルラブコメ 同ドラマは、「ホタルノヒカリ」などを手掛けたひうらさとるによる同名コミック(講談社「BE・LOVE」連載)が原作。徹底して家事をしない主人公・西園寺さんと年下の訳ありシングルファーザーとその娘の風変わりな同居生活を通して「幸せって何?家族って何?」を考えるハートフルラブコメディー。 アプリ制作会社に勤め、誰もが認める「しごでき」な女性である一方で、“仕事は好き! 家事は嫌い!”という人間味溢れる主人公・西園寺一妃を松本、西園寺さんが勤める会社に転職してきたエンジニアで、実は4歳の娘・ルカ(倉田瑛茉)を育てるシングルファーザーの楠見俊直を松村が演じている。 ■西園寺さん&楠見に関わる登場人物を演じているのは… また、ミステリアスな料理系YouTuber「カズト横井」こと横井和人役で津田健次郎、アプリ制作会社「レスQ」の社員たちをまとめる社長・天野竜二役で藤井隆、入社1年目で西園寺さんのアシスタントとして直属の後輩になり、現在は良き相棒として行動を共にしている武田英美里役で横田真悠が出演。 さらに、ラクに家事ができるよう家事全般をサポートする“家事レスQ”のレシピコンテンツの制作担当・佐藤千沙子を濱田マリ、西園寺さんの高校時代からの親友・小西洋介を塚本高史、同じく親友の宮島陽毬を野呂佳代、西園寺さんの父・康平を浅野和之が演じるなど、個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。 ■ルカの誕生日会に参加希望する視聴者続出 保育園でのトラブル後、ルカの誕生日会が開かれることになった第4話。ルカが「変」と言われた理由は自分にあると責任を感じた西園寺は、楠見の手を借りずに一人張り切って準備に励む。やらなきゃではなく、やりたいからやってると自分に言い聞かせる西園寺だったが、慣れないことに無茶しているのは明らかだった。 そのことを見抜いた楠見と協力して準備をすることになったが、ふたを開けてみると参加者はゼロ。SNSでは「参加できます!住所と日時教えてください!プレゼント持っていきます!お返しは不要です!ルカちゃんのお誕生日祝わせてください!」「私でよければシルバニア持って参加するよ」といった声が。 視聴者も中止を覚悟したその時、西園寺たちはたまたま参加を希望する保護者に遭遇する。普段忙しくて話す機会もなく、つながりが薄かった保育園の保護者たちだが、お茶する中でそれぞれ事情を抱えていることが明らかに。 「いわゆる旦那の連れ子で」と、娘と血のつながりがないことを明かすマリママ(小野 ゆり子)に続き、ハルトパパ(前野朋哉)も妻が単身赴任していることから実家で子育てをする“ジジババフル回転家族”であることを告白。モエママ(吉田莉々加)も「うちなんてパートナー女性ですから」と打ち明けていく。 ■「良い人しか出てこない」温かいドラマに涙する視聴者も この展開に視聴者は「良い人たちでよかった~」「優しい親御さんたちだぁ」「『実は~』の連続の中でお互いの抱えているものが解けていく感じがして良いなぁ…」「みんないろいろあるねぇ!」「家庭の事情は人それぞれ」「側から見たら分からないけど家族にもいろんな形があるんだ」といった声が殺到。 「みんな違ってみんな良いよね」「みんな普通に見えるけど 色々あるってことだね」「普通じゃないことに引け目を感じていたけど実は他のご家族にも当たり前に色んな事情があって…で救われてる西園寺さんの表情にグッときた」などのコメントが次々と投稿された。 帰り道に「本当は普通の家族なんて存在しないんじゃないかなって」と言う楠見に視聴者は「確かに普通ってよく分からないよね…」「いろいろ事情があるよね…普通って一番難しい」「いわゆる普通の家庭ってなんなんだろうね」と強く同意。 「そうだよね、このご時世色んな家族がいるもんね。 何もおかしくない、幸せそうなら良いじゃないか」「多様性の時代ってのがなんかそこにフォーカス当たってるの素敵だなぁ」「いろんな人を受け入れてくれるドラマで涙が止まらない(涙)」「このドラマ、良い人しか出てこないから大好き」「なんてストレスのないドラマ」「なんていいドラマなんでしょう」と作品の評価がさらに高まるエピソードになった。 ◆文=KanaKo