大学生サンタ「年末年始に献血を」 嘉島町のイオンで呼びかけ
熊本県内の大学生が献血を呼びかけるキャンペーンが15日、嘉島町のイオンモール熊本など2カ所であった。冬場に不足しがちな血液の確保と若者への啓発を目的に、約20人がサンタクロース姿で買い物客らに声をかけた。 県赤十字血液センターによると、年末年始の9連休で企業や官公庁の協力が見込めないため、血液不足の可能性があるという。年末年始の受け付けは、日赤プラザ(熊本市東区)が28~31日と1月4日、下通りCOCOSA(中央区)の献血ルームが28、29日と1月2~5日。県内の商業施設へ献血バスを運行する。 キャンペーンに参加した尚絅大3年の片岡萌衣さん(21)は、「一人でも多くの人に献血に興味を持ってもらえれば」と話した。九つの大学の学生ボランティアでつくる県学生献血推進協議会が毎年実施している。(河北英之)