「おむすび」松平健、初の朝ドラでアドリブ芝居 ヒロインの祖父役は「年相応」
Q:撮影現場の雰囲気や共演者とのエピソード
現場は楽しく、和やかに過ごしています。芸人さんも多く出演されていて「糸島ファイブ」と呼ばれる方々が、前室でものまねを披露してくれます。おかげでチームワークが良くなりました(笑)。佳代役の宮崎美子さんが糸島ロケでもらった苗から大きなキャベツを育てて現場に持ってきてくれたので、みんなで食べたこともあります。ギャルとのドラマ共演は今回が初めてなので、「普段どうしてるの?」と聞いたら「雑誌のモデルとかYouTube やったりしてます ~!」と言っていました。
北村さんとは台本上二言くらいの親子喧嘩を長く続けて撮るなど、アドリブで芝居することもあります。いつもとは違って糸島ことばでやらなきゃいけないのが、ちょっと苦労するところですね。「こういう言い方をする」と二、三個ほど案を用意して撮影に臨 んでいます。ヒロインの橋本環奈さんは明るくていい子。初めて一緒に撮影したのは、永吉が結を連れていった野菜売りのシーン(第1週4回放送)でした。「(野菜は)形が悪かろうが、見てくれがひどかろうが、この世にクズなんてもんはなか」という永吉のセリフは、「おむすび」に出てくるギャルたちにも通じるセリフだったんじゃないかと思います。
Q:ドラマの見どころ・視聴者へメッセージ
「おむすび」では家族の団らんや揉め事などいろいろありまして……。そんな中での結と歩の成長、米田家の家族としての成長をお楽しみ いただければと思います。ほのぼのしたところもあれば、もうワチャワチャしたところもあっていろんな面を見てもらえるのではないしょうか。視聴者の皆さんには永吉がおもしろいおじいちゃんに映るのか、うるさいおじいちゃんに映るのか……(笑)。一生懸命やっていますのでどうぞご覧ください。