【FW小林悠の“カズ越えゴール”が川崎に与えたものと取り戻させたもの(2)】家長昭博が惜しまないリスペクト。「彼がゴールを決めたり活躍するのは自分のことのように嬉しい」
4月28日のサンフレッチェ広島戦で決まったゴールが日本サッカー界の歴史をまた一つ塗り替えた。川崎フロンターレFW小林悠が後半20分にゴールを決めたことで、そのリーグ通算ゴール数を140に。カズこと三浦知良(ポルトガル2部オリベイレンセ)と並んでいたが、単独7位の数字にしたのだ。 ■【動画】苦しむチームに勢いをもたらした! 川崎FW小林悠の広島戦での歴史的同点ゴール!■ さらにこのゴールは小林らしいものとなった。前半、苦しい時間を過ごしたチームに勢いを与え、山田新の逆転ゴールへと流れを作っている。2-1とした直後に同点弾を受けたためにチームとしては勝利を掴めなかったものの、無得点試合が続いて苦しむチームに光をもたらした。観客席からのサポーターの声援も、背番号11の活躍に引っ張られるように大きくなっていった。 そんな小林について家長昭博も賛辞を惜しまない。先発フル出場した家長は、試合後のミックスゾーンで「まずはおめでとう(と言いたい)」と祝福を表し、「カズさん超えっていうのは本当に素晴らしい記録だと思いますし、それを間近で見れてることは幸せだと思います」とリスペクトにあふれる言葉を口にした。
■「また早くグランドに帰ってきてほしい」
その小林はゴールを決めたものの、後半29分に負傷交代。ピッチに座り込んで、最後は担架に運ばれる形でベンチに下がっている。家長は、「今日、残念ながら怪我してしまいましたけど、悠が川崎にいることはサポーターの方もそうですけど、チームメイトとしても素晴らしいことだと思いますし、一人の同僚としても人間としても尊敬しているので、彼がゴールを決めたり活躍するのは自分のことのように嬉しい」と話す。そして、「苦しいときにああやって決めてくれる、ここまで決め続けて来てくれた背中っていうのも見てきたので、また早くグランドに帰ってきてほしい」と続ける。 実際、ピッチに座り込んだ小林に寄って行ったのは家長だった。顔を近づけ、手を伸ばして、背番号11に寄り添った。近年の小林は負傷が多くなり、今季もその影響で沖縄キャンプもチームに合流しての全体練習はできなかった。それでも、チームにいつ戻ってもいいように、トレーニングマッチは熱心に見学し続けていた。ギラギラした気持ちは誰よりも持っている。 「同じ年代なので彼が背負ってきたものも知っているし、彼が今、置かれてる状況も分かるし、悔しい気持ちは分かる」 家長は小林に寄り添った時の気持ちをこう口にしている。
【関連記事】
- ■(この記事の前編)【FW小林悠の“カズ越えゴール”が川崎に与えたものと取り戻させたもの(1)】小林がチームメイトにかけ続けた言葉とは……試合後には「自分は“気持ちの選手”だって再確認した」
- ■「身長差がいい感じ」川口春奈と三笘薫の「肩くっつけショット」が大反響!「え!かわいい!かっこいい!最高」「この絵最強過ぎる」とファン興奮【人気記事】
- ■「奥さん美人すぎる」J2清水DF高橋祐治の「元AKB48メンバー妻」がスタジアム来場で大反響!「Jリーガの奥さん綺麗過ぎてビビるシリーズ」などファン驚き
- ■「美人すぎ!」横浜FC小川航基が「来場した妻」の前で圧巻の逆転2ゴールを決め勝利に貢献!
- ■「ほんまに綺麗すぎる…」「無双の美しさ」アーセナルMFの世界的美人妻の「ユニフォームワンピ姿」が話題に! 「勝利の女神」と称えられた衝撃的投稿