カルバハルの後継者筆頭? 現地紙がリヴァプールDFを分析「攻撃面での貢献度が非常に高い選手」
レアル・マドリードに所属するスペイン代表DFダニエル・カルバハルの後継者について、25日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。 世界でもトップレベルの右サイドバックに数えられているカルバハルだが、現在は負傷により戦列を離れている。同選手は来年1月に33歳の誕生日を迎える予定で、これまでの度重なる負傷が課題と見られ、同紙は「右サイドバックの補強に動くべきかという議論が再び浮上している」と伝えた。 そんな中、リヴァプールに所属するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドが、レアル・マドリードの新たな右サイドバックの候補として取り上げられている。2025年6月で現行契約を満了する同選手は、来夏の移籍市場でフリーでの獲得が可能な逸材。来年1月にリヴァプールと交渉しての獲得も考えられているようで、同紙は以下のように伝えた。 「彼のプレースタイルがカルロ・アンチェロッティ監督のチームにどのようにフィットするのか、考察する必要がある。彼は現代フットボールにおいて最も攻撃的な右サイドバックの一人として知られている。正確なクロスやロングボール、そして試合の流れを変えるパスの能力に特徴がある。セットプレーのキッカーとしても一流の実力を持ち、攻撃面での貢献度が非常に高い選手だ」 また攻撃面を絶賛する一方で、「守備面のパフォーマンスについては議論の余地がある。特にトップレベルの試合では、守備のポジショニングや1対1の対応に課題が見られる場面がある」としながらも、「しかしアンチェロッティ監督の戦術では攻撃に重きを置くサイドバックが求められるため、彼のプレースタイルは理想的とも言えるだろう」と伝えた。 現在32歳のカルバハルと26歳のアレクサンダー・アーノルド。『マルカ』は「世代交代も視野に入れる必要がある」とも伝えたが、果たして今後レアル・マドリードの右サイドバックにレギュラーの入れ替えはあるのか、注目が集まる。
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