阪神開幕戦振り返り 西川貴教「国歌独唱」に拍手喝采
T.M.Revolutionの西川貴教が国歌独唱
プロ野球の阪神―中日戦が行われた25日「京セラドーム大阪」(大阪市西区)では試合前に開幕戦セレモニーが開催された。関西出身のT.M.Revolutionの西川貴教が国歌独唱し、さらに続いて始球式も務めた。スピードのあるノーバウンド投球を披露し、球場のファンから拍手喝采を浴びた。 何が飛び出るかわからない“金本阪神劇場”!
「みんなで六甲おろし」を歌い上げた
この日、試合前セレモニーの冒頭では、西川がリードヴォーカルをとって、「みんなで六甲おろし」を歌い上げるという、第一段の披露が行われた。 松村邦洋、陣内智則、遠藤章造、トミーズ雅、石坂浩二、石田純一、堤真一、月亭八方、千秋など各界著名人の歌声が随時球場ビジョンで放映される。 何とも豪華で、これは今後も試合前と勝利試合後(京セラドーム大阪、甲子園球場で)に流れるという。ファンには何ともうれしいだろう。また、“超変革の響き”を表現した「倭太鼓飛龍」による迫力たっぷりの和演奏もあった。
チームスローガン「超変革」を掲げ
そしてデビュー20周年を記念した背番号「20」のタテジマのユニホームに身を包んだ西川が登場すると、独特のハイトーンボイスで「君が代」を熱唱した。 その後、阪神ナインが守備位置に就いた後、今度はマウンドへ上がって始球式も務めた。西川は勢いのあるノーバウンド投球を披露し、スタンドから拍手と声援を浴びた。ファンからは「おお、ノーバンや」「速っ」などと歓声が上がった。 今シーズン、阪神タイガースは、チームスローガン「超変革」を掲げている。それにちなんだイベントなども随時企画し、盛り上げていくという。 西川は「金本監督率いる新生タイガースの開幕セレモニーで、国歌独唱並びに始球式という大役をいただき、本当に光栄です。2016年の“超変革阪神タイガース”、期待しています」などとコメント。“超変革”シーズンの開幕にふさわしいセレモニーとなった。 (文責/フリーライター・北代靖典)