スタイルを極めた“名物店主”をスナップ in近畿・中国地方!名店の魅力は店主にあり
強い店。その魅力を支えるのは、店主のパーソナリティにほかならない。 尖ったファッションでいいじゃないか。近畿・中国地方の名物店主4人をパパラッチ! ▶︎すべての写真を見る
熊野古道の魅力を伝えるアーバンアウトドア
福田 聖さん / 43歳 カジュアルながらも、どこか洗練された雰囲気を纏う福田さんの装い。その背景には、地元の魅力を多くの人に伝えたいという思いが。
活気を失っていく田舎町に、カルチャーの集まる場所を作りたいと店をオープン。海と山を抱える地域であることから、アウトドアブランドをミックスした商品を展開している。
COTYLE 住所:和歌山県田辺市湊32-5
ストリート魂が宿る“アメリカンおじさん”
藤原亮太さん / 42歳 鳥取市の中心部で誕生した「フローリック」。小粋な“アメリカのおじさん”のようなスタイルを好む藤原さんが推すのは、ストリートカルチャーの薫り漂う大人の日常着。
ショップはザ・ユニオンやアナクロノームなど、かつてストリートシーンを席巻した作り手たちの作品を集めた、遊び心溢れる空間が広がる。 FROLIC 住所:鳥取県鳥取市川端1-222
こだわりの一着を洋服愛全開で
福田暁彦さん / 33歳 大学を中退して服飾専門学校へ通い、世界的にも有名な児島のデニム縫製工場で働いていたこともある福田さん。 「とにかく凝っている物、製作過程に凄みを感じる物が好き」と語るように、洋服への愛情は人一倍深い。
ショップではイザベラステファネリやジョン・アレキサンダー・スケルトンなどを取り扱う。 CASANOVA&CO 住所:岡山県岡山市北区野田3-1-29
没個性的にならない洗練のシンプルモダン
網永達朗さん / 40歳 網永さんが好むのは、ドレスとカジュアルを自然に共存させるスタイル。流麗なシルエットが際立つマーティーアンドサンズのセットアップに、ヴァンズをシューレースレスでラフに履く着こなしは、まさにそれ。
白一色の店内には、ミッドセンチュリー家具や陶磁器が並び、ギャラリーのような空間が広がる。 RAT HOLE 住所:山口県周南市若宮町2-32 ササキタカノブ=写真 倉持佑次=文
OCEANS編集部