電動アシスト自転車か電動キックボードを通勤で使いたい! どちらがコスパはよいでしょうか?
通勤距離がそれほど遠くない場合、電動アシスト自転車や電動キックボードでの通勤も選択肢に含める人が多くなりました。どちらも車と違って購入してしまえば維持費もほとんどかからず、コストパフォーマンスが高いからです。 そこで本記事では、電動アシスト自転車と電動キックボードのコストパフォーマンスを比較します。どちらにしようか悩んでいる人は、参考にしてください。
電動アシスト自転車や電動キックボードで通勤できるかどうかは就業規則を確認
通勤手当は、法的な義務や規制などがないものの、福利厚生のひとつです。つまり、通勤手当を支給するかどうかは企業が定めた社内規定次第で、内容は就業規則で確認できます。 法的な義務がないため通勤手当自体がない企業もありますが、福利厚生のひとつとして、多くの企業で通勤手当が支給されています。 電動アシスト自転車と電動キックボードでの通勤が可能かどうかは、まずは就業規則の確認が必要です。なお、法的には電動アシスト自転車は自転車、電動キックボードは原動機付自転車となるので、就業規則を確認する場合の参考にしましょう。
電動アシスト自転車と電動キックボードのコスパ
電動アシスト自転車と電動キックボードでは、どちらのコスパが高いでしょうか。それぞれの価格や速度の相場から比べてみましょう。 ここでは、本体価格に加えて必要な装備や保険などの費用も含めて計算します。なお、どちらもヘルメット着用は努力義務で充電コストも大きな差がないため、それらはコストには含めません。 ◆電動アシスト自転車と電動キックボードのコスパを比較 図表1で、電動アシスト自転車と電動キックボードのコスパを比較します。
図表1からは、価格の相場が全体的に高く、諸費用も多い電動キックボードのコスパが悪いように見えます。しかし、通勤に利用するにはコスパだけでなく、通勤手当が認められているかどうかも大きく影響するのでその点も含めて判断しましょう。
コスパを比較すると電動アシスト自転車が高いが、就業規則の確認は必ずしよう
電動アシスト自転車と電動キックボードを比較した結果、価格や費用が高い電動キックボードのほうがコスパは悪い結果になりました。 しかし、通勤に使うかどうかの判断材料としてはコスパが重要ですが、使えるかどうかは別の問題です。通勤に使えるかどうかは必ず会社の就業規則で確認しましょう。 電動アシスト自転車のコスパがいくらよくても、自転車通勤が認められないケースもあります。どちらも通勤に使えるかどうかを先に確認しておきましょう。 出典 国土交通省 自動車:特定小型原動機付自転車について 総務省 地方税制度 特定小型原動機付自転車について 国土交通省 自賠責に入らないと、電動キックボードには乗れません。 損害保険料率算出機構 自動車損害賠償責任保険基準料率 2023年1月18日届出 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部