【プロボに90'sの空気感をインストール】ローコン&マーバンカスタムで、アメリカナイズに仕上げた2台の50系プロボックス
20代プライベーターたちによる力作! バックトゥ90’sなアメカジプロボ BASE CAR:プロボックス/2013年型(写真右)、2005年型(写真左) 【画像15枚】さまざまな技法を絡めたカスタムペイント、ローライダーを気取るに欠かせぬワイヤーホイール、懐かしのヘッド40履きでキメる足元、見事なカスタムズーマーなど、プロボックス2台の気になる全貌はココを見よ!! いつの時代の若者も“ちょうどいい”中古車をベースにするのが常道。 本当に欲しいクルマとは別に、まずはお財布に優しい“それっぽい”ベースカーでカスタムを楽しむのが昔から変わらぬ黄金パターンだ。 ここで紹介するふたりの平成ヤングは、どちらも方向性は異なりつつも、90’sなカスタムスタイルを標榜。 しかし、モノホン’90年代車は、昨今の旧車価格高騰の波を受けて手が出せないので、ボクシーでシンプルなスタイルを持つプロボックスをベースにチョイスした。 右のプロボックスのオーナーが目指したのは、ローコン(ローライダーコンパクト)スタイル。 フルサイズアメ車で始まったスタイルだが、’90年代に日本車ベースのローコンが登場すると、「日本車でローライダーができる!」と日本でも多くのフォロワーが登場。 ともつんさん的には、当時と同じノリで、ミニトラックが欲しかったが、「プロボでもやれる」と開眼し、怒濤のペイントワークを自ら施したのだ。 左のプロボックスのオーナーがフォーカスしたカスタマイズの手法も、’90年代に流行したマーク2バンカスタム。 ムーンアイズが始祖といわれるこのスタイルは、白ボディの商用マーバンを全塗装し、アルミホイール装着&ローダウンを施して、遊びグルマに仕立てるというものだ。 マーバン直系のDNAを持つプロボックスにはドハマリする手法で、ホイールに90’sモノ“ヘッド40”をチョイスするなど、そのバック・トゥっぷりを徹底している。 リアルタイムを経験していなくても、90’sスタイルの情報は手に入るが、’90年代車そのものは、そう簡単に安価で入手できないこの時代。 車体価格がこなれたプロボックスに、90’sテイストを与えるのはアリな遊び方かも。
カスタムCAR 編集部