ウルフ・アロン、パリ五輪前最後のGS大会で優勝 五輪連覇へ弾み
◆柔道 グランドスラム・カザフスタン大会 最終日(12日、アスタナ) 男子100キロ級でパリ五輪代表のウルフ・アロン(パーク24)が優勝した。決勝で長身のスイス選手に鮮やかな内股で一本勝ちするなど、5試合を制した。 東京五輪金メダリストのウルフは今年2月、GSパリ大会を制し、男女14階級で最後にパリ五輪代表に内定。3月のGSアンタルヤ大会は3位だったが、五輪前最後の実戦だった今大会を優勝で飾り、世界ランキングのポイントに応じて配分される五輪出場権獲得も確実にした。大会前には「勝つことによって弾みも尽くし、自信につながる。自分の力をしっかりと信じるためにも、勝つことは重要」と語っていたが、その言葉通りに五輪連覇へ勢いを付けた。
報知新聞社