カブス・鈴木誠也（AP）

　大リーグ機構は7月16日（日本時間17日）にテキサス州のグローブライフ・フィールドで行われるオールスター戦を開催する。前年同様、投票は2段階で行われ、1次投票は米東部時間6月5日正午（同6日午前1時）開始で、同27日正午（同28日午前1時）まで。両リーグ最多得票選手の先発出場が決まる。 　他のポジションの上位2人が進む2次投票は、同6月30日正午（同7月1日午前1時）から、7月3日正午（同4日午前1時）。エンゼルスに在籍していた昨季ア・リーグ最多得票だったドジャース・大谷翔平投手は、4年連続選出なるかに注目が集まる。 　大リーグ公式サイトは「2024年のMLBオールスター投票には、アーロン・ジャッジ、フアン・ソト、大谷翔平、ムーキー・ベッツ、ブライス・ハーパー、フレディ・フリーマンなど、目覚ましい活躍を見せているビッグネームが多数登場する。しかし、いつものスーパースター以外にも、アメリカンリーグとナショナルリーグの両方でオールスターにふさわしい選手はたくさんいる。各リーグの目立っていないオールスター候補7人を紹介します」と球宴企画を組み、ア・リーグとナ・リーグからそれぞれ7人の選手を選出。ナ・リーグの7人の中で日本選手ではカブス・鈴木誠也外野手が選出された。 　鈴木は右脇腹を痛めて4月中旬から約1カ月離脱したが、大リーグ公式サイトは「再び調子を取り戻してきた」と紹介。「カブスが勝利した試合では打率.321、OPS.970を記録している」とチームの勝敗のカギを握っていることを伝えた。鈴木は今季44試合に出場し、打率.260、8本塁打、26打点の成績を残している。鈴木はメジャーでの過去2年は球宴出場はなく、選出されれば初出場となる。