店頭で販売促進を行った龍谷大学農学部の学生

　龍谷大学農学部の学生が生産に携わった「龍谷米」などのオリジナル商品を12月22日、近鉄百貨店草津店（草津市渋川）1階の近江路で自ら店頭販売した。（びわ湖大津経済新聞） 【写真】龍谷大学のオリジナル商品である龍谷米、白みそ、小豆がゆ、はちみつ、チョコレート 　農学部3年の山田晃莉さん、2年の佐藤萌空さん、小野陽菜さん、1年の芦田結羽さん、角愛子さんの5人が店頭に立ち、龍谷大学のオリジナル商品である龍谷米、白みそ、小豆がゆ、蜂蜜、チョコレートをPRした。 　同大学は「食の循環実習」の授業の一環として、農学部の学生が田植えから収穫、乾燥、調整、試食を行う龍谷米を生産・販売している。白みそは龍谷米と農学部牧農場で栽培した大豆を使い、石野味噌（みそ、京都市）と協力して2020年から製造・販売しているオリジナル商品。小豆がゆは日本料理「新月」（大津市石山寺1）監修の商品で龍谷米を使っている。 　蜂蜜「KONAN HONEY」は湖南市と連携して開発した商品で、イナズマロックフェス2019で滋賀県の特産品として発売し、現在も近鉄百貨店草津店で販売している。チョコレート「BONBONS de CHOCOLAT」は、農学部牧農場内の水田だった耕地を畑として使用する「水田転換畑」で栽培したラッカセイを使っている。毎年バレンタインデーの時期に同店で販売しているが、今年は他の商品の販売に合わせて12月から店頭に並んでいる。 　山田さんは「授業の一環として汗を流しながら大切に育てた農作物を多くの人に知ってもらい、食べてもらう機会ができてうれしい。私たちの取り組みに感心して『頑張って』と応援の声をもらった。これからも多くの人に愛されてほしい」と話した。 　営業時間は10時～19時30分（年末年始は異なる）。