小松菜奈&松田龍平が佐渡島でふたたび出会う 『わたくしどもは。』12月4日にDVD発売決定
小松菜奈と松田龍平がW主演を務めた映画『わたくしどもは。』のDVDが、12月4日に発売されることが決定した。 【写真】『わたくしどもは。』場面写真(複数あり) 本作は、佐渡島の地でふたたび出会う、記憶も名前もない男女の魂の物語。ヴェネチア国際映画祭が新鋭監督を支援するプロジェクトBiennale College Cinema 2018-2019インターナショナル部門9作品のうち日本から唯一選出され、第36回東京国際映画祭コンペティション部門にも正式出品された。 佐渡島に眠る“無宿人”の墓からインスピレーションを得て、オリジナル脚本で監督を務めたのは、長編監督第2作目となる富名哲也。舞台の佐渡島の金山は、今年7月に世界文化遺産に登録決定となった。 「生まれ変わったら、今度こそ、一緒になろうね」。名前も、過去も覚えていない女(小松菜奈)の目が覚める。舞台は佐渡島。鉱山で清掃の仕事をするキイ(大竹しのぶ)は施設内で倒れている彼女を発見し、家へ連れて帰る。女は、キイと暮らす少女たちにミドリと名付けられる。キイは館長(田中泯)の許可を貰い、ミドリも清掃の職を得る。ミドリは猫の気配に導かれ、構内で暮らす男、アオ(松田龍平)と出会う。彼もまた、過去の記憶がないという。言葉を重ねるうちに、ふたりは何かに導かれるように、寺の山門で待ち合わせては時を過ごすようになる。そんなある日、アオとの親密さを漂わせるムラサキ(石橋静河)と遭遇し、ミドリは心乱される。 共演は、大竹しのぶ、石橋静河、田中泯、内田也哉子、片岡千之助、ダンサー・演出家の森山開次、そして能楽師の辰巳満次郎ら。劇中音楽は、RADWIMPSのフロントマンとして活動する野田洋次郎が手掛けた。
リアルサウンド編集部