【動画】船場鉄道フェス。関西4大学の鉄道同好会が鉄道模型展示、運転体験も。5日まで/大阪
船場を盛り上げる「船場まつり」の一環として、関西4大学の鉄道同好会が鉄道模型を展示する「船場鉄道フェスティバル」が4日、大阪市中央区の船場センタービル6号館2階で開かれ、詰めかけた鉄道キッズらが模型車両の運転体験などを楽しんだ。開催は5日午後4時まで。
レバーを握ると気分は運転士、模型などコレクション展示
フェスティバルには、同志社大学、大阪市立大学、関西大学、大阪産業大学の各鉄道同好会が参加。それぞれ自慢の鉄道模型や鉄道資料コレクションなどを展示した。 関西大学鉄道研究会はNケージ(縮尺150分の1サイズ)の鉄道模型を設置。トンネルのあるのどかな里山の風景と、ビル街を高架が貫く都心の風景を併せ持つジオラマに、路面電車がのんびり走るレトロな町並みのジオラマをセットして、独自の情景を醸し出した。 詰めかけた子どもたちが運転体験に挑戦。真剣な表情で車両を追いかけながら、手元のレバーを操作していた。東大阪市から父親と訪れた4歳の男児は、昨年に続いて2度目の参加。阪急電車の車両を運転した後、「阪急電車が好き。かっこいいから」とうれしそうだった。
会長「5日も開催、鉄道への関心を育んでほしい」
同研究会の廣海貴也会長は「大人にはコンパクトな模型であっても、子どもたちの目には迫力満点に映るようで、とても喜んでくれます。自宅で模型を組み立てるなどして、鉄道への関心を育んでほしい」と話していた。 フェスティバルは5日も開催(午前10時から午後4時)まで。入場無料。問い合わせは船場まつり推進協議会事務局(06・6261・8000)まで。 (文責・岡村雅之/関西ライター名鑑)