地震による津波で水道施設の被害を想定した給水訓練 自治体職員らが参加
沖縄テレビ
地震による津波で断水が発生したことを想定し、調整池から速やかに安全な水を供給するための訓練が6日、沖縄市で行われました。 訓練は南海トラフ地震による津波で配水施設が被害を受け、断水が発生したことを想定して行われました。沖縄市では県企業局や市町村の職員など60人あまりが参加し、山里調整池に貯めている水を緊急用の給水栓から給水するために水質のなどをチェックしました。また、給水タンク車にホースで水を注ぐまでの手順や災害時に住民に手渡す非常用の給水袋の使い方なども確認しました。 ▽県企業局配水管理課危機管理室 國吉真也室長: 「沖縄県は離島県ですので(災害発生後)他府県からの応援がすぐには届かない状況が想定されますので、自分たちで応援が来るまでの期間をどうしのぐかということを考えていきたい」 県企業局は今後、施設の耐震化を進めるとともに職員の能力向上に努めたいとしています。
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