復興願う年賀はがき発売 金沢中央郵便局で式典
2025年用年賀はがきが1日、全国で一斉に発売された。石川県内では能登半島地震や奥能登豪雨からの復興を願って能登の名所がデザインされた県版など全7種類が用意され、金沢中央郵便局には多くの人が列をつくった。 同郵便局で行われたセレモニーでは泉靖彦局長があいさつ、白銀幼稚園の園児約20人が歌を披露し、ミス加賀友禅の宮田有咲さんらがテープカットした。マスコットキャラクター「郵太郎」も参加し、来客者200人に輪島塗の箸が配られた。 ●1枚85円に 石川県版の年賀状には見附島や白米(しろよね)千枚田、輪島朝市が描かれている。料金は郵便料金値上げにより、1枚85円、寄付金付きは90円となる。投函(とうかん)は12月15日から受け付ける。 日本郵便北陸支社によると、北陸三県で2806万枚(昨年比72・6%)、全国では10億7千枚(同74・3%)を準備する。