沖縄では大雨続く 48時間で“6月ひと月分の降水量”も…
活発な梅雨前線の影響で、沖縄や奄美では連日大雨が続いています。沖縄本島地方では、この48時間で平年の6月ひと月分の雨が降った所もあり、引き続き土砂災害などに警戒が必要です。
■沖縄本島では梅雨末期の大雨に
沖縄本島や奄美では、13日(木)も断続的に発達した雨雲が通過していて、梅雨末期の大雨が続いています。鹿児島県の与論空港では、午前9時43分までの1時間に63.0ミリの非常に激しい雨を観測。沖縄の渡嘉敷島でも1時間に53.5ミリの非常に激しい雨が降りました。沖縄の南城市糸数では、13日午前4時50分までの48時間雨量が、平年の6月ひと月分の雨量を超える321.0ミリに達していて、6月1位の記録を更新しました。
■14日(金)にかけて断続的に雨雲が通過
沖縄本島地方では、14日(金)にかけても断続的に雨が降り、多い所では1時間に40ミリの激しい雨が降るでしょう。14日(金)昼までに予想される雨の量は、沖縄本島地方の多い所で120ミリとなっていて、雨雲の発達の程度によっては、大雨警報や洪水警報のエリアが拡大するおそれもあります。引き続き、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に警戒するとともに、落雷や激しい突風などにもご注意ください。