【BiS連載コラム】トギー“活動休止中に見ることができてよかった”映画「14歳の栞」
BiS(ビス)のメンバーが、TV LIFE webで連載コラムに挑戦! 過去2度の解散と再結成を経て、新メンバーオーディションで選ばれた4人で第3期BiSとして活動開始。現在はメンバーチェンジを経た新体制で活動中の彼女たちに、思い出のテレビ番組や映画を紹介していただきます。それぞれに強力な個性を持つメンバーの脳裏に、鮮烈なインパクトを残した作品とは…? 第85回は、トギーさんが映画「14歳の栞」(2021年)への想いを語ります。 【写真】BiS トギーの自撮りアザーカット
初めまして! BiSのトギーです! だいぶ暖かくなってきましたが、雪ではしゃいでいた時代から年月が経って、今はもう寒さに耐えられません。寒さより楽しさだったあの頃に戻りたいですね…。 さて! そんな私が紹介するのはこちら! 映画「14歳の栞」です。 この作品は3学期の2年6組の35人の生徒たちに焦点をあて、約50日間を記録したドキュメンタリー映画です。 私がこの作品を見たのは2年前に怪我をして活動休止していた時期で、地元京都の映画館で見たということも、自分の中学生時代と重ねて「14歳の栞」を見るにあたって、とても感情移入できる良い環境でした。 私はこの作品ほどリアルすぎるものはないと思っています。出てくる名前も、好きな人も、悩んでいることも全部がリアルです。中学生だった頃からいくつか時がたった後に見るリアルな14歳たちの姿は、忘れていたものを思い出させてくれます。 中学生時代、嫌なことや恥ずかしいことばかりが思い出として残っていた私もきっと、あの時代を確実に必死に生きていたんだって教えてくれたのは、紛れもなく必死に生き、その姿をカメラの前で見せてくれた2年6組のみんなのおかげです。 この作品を見て、学生時代に抱いていた悩みが今となっては小さいことだったり、どうしようもないものだとしても、当時は必死に悩んでぶつかっていたということを受け入れて抱きしめてあげたくなりました。そして、当時の自分の状況と重なるシーンもあり、活動休止中に見ることができてよかったと今でも感じています。 「14歳の栞」は現在もネットでは見れず、上映場所に自分で足を運ばないと見ることができません。ですが、それがこの作品の良さだと思っています。この作品からしか得られないものが確実にあるし、再々上映もしているのでお近くで上映してたらぜひ見てみてください! 以上、BiSのトギーでした! またね! <トギー PROFILE> 超人的な体力と元気でグループを支える京都出身の18歳。148cm。 <BiS PROFILE> 英語で“Brand-new idol Society”の略/日本語で“新生アイドル研究会”。 2010年にグループ結成し、全裸PVをはじめとする破天荒なプロモーションで世間をにぎやかす。目標の“日本武道館”ワンマンを諸事情により断念し、2014年に横浜アリーナで解散。その後、再結成をするも2019年5月11日にマイナビBLITZ赤坂ライブにて2度目の解散。 第3期BiSオーディションを実施し、応募総数2,000名を超える中、音楽活動経験がない“素人”だけで構成された第3期BiSの活動がスタート。活動開始半年間で、“モザイクMV”、“200km駅伝”、“24時間ライブ”など、BiS伝統の過激な企画を連発し、音楽業界に大きなインパクトを与える。 “ゲリラでの新曲発売”や”同楽曲を101回連続でパフォーマンスするドキュメンタルMV公開“など、現在も泥臭くもエモーショナルな活動を展開。 2021年11月にはナノ3、2022年10月にはヒューガーが加入。2023年1月にメンバー2人が脱退するも、「WACK合同オーディション2023」にて新メンバーのイコ・ムゲンノカナタ、クレナイ・ワールズエンド、シオンエピックの3名が加入し、6人体制となる。 “日本武道館”という夢の続きは、第3期BiSに託される。
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