トランプ一族のDeFiプロジェクト、独自トークン「WLFI」販売計画が明らかに
WLFIの販売計画について語られる
米前大統領で2024年大統領選の候補者であるドナルド・トランプ(Donald Trump)氏とその家族が関わる暗号資産(仮想通貨)プロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial)」の独自トークン「WLFI」の販売計画が明らかになった。 トランプ氏の息子エリック・トランプ(Eric Trump)氏は9月17日のXスペースにて、「ワールド・リバティ・ファイナンシャル」について言及。同Xスペースのホストは分散型メディア企業DASTANの共同設立者兼社長のファロク(Farokh)氏が務めた。ちなみの同スペースにはトランプ氏、そして同氏の息子ドナルド・トランプ・ジュニア(Donald Trump Jr.)氏らも出演している。 プロジェクトに関わるダウファイナンス(Dough Finance)の共同創設者のザカリー・フォークマン(Zachary Folkman)氏とチェイス・ヘロ(Chase Herro)氏、エリック・トランプ氏は、「ワールド・リバティ・ファイナンシャル」が「DeFi(分散型金融)の最良の部分を取り入れ、一般の人に普及させる」と述べた。 「WLFI」のトークノミクスは、規制の不確実性を考慮し、参加を認定投資者のみに限定するとのこと。 「WLFI」は、63%が一般向けに販売され、17%がユーザーへの報酬、20%がチームの報酬として分配予定とのことだ。 なお「WLFI」保有者は「ワールド・リバティ・ファイナンシャル」の開発ロードマップの変更について投票に参加可能だ。 米コインデスク(CoinDesk)が9月4日入手したホワイトペーパーによると「ワールド・リバティ・ファイナンシャル」には、DeFiプラットフォーム「アーベ(Aave)」とイーサリアム(Ethereum)ブロックチェーン上に構築された「信用口座システム」が含まれ、分散型の借入と貸付を促進すると記されていた。
あたらしい経済編集部