北海道・北広島市、「ムーミン」ブランドの活用で包括連携協定 ふるさと納税の返礼品や心を育む教育など
ライツ・アンド・ブランズは8月6日に、同社が日本国内におけるライセンスを管理するフィンランドのブランド「ムーミン」に関する、北海道北広島市と包括連携協定を締結した。 【写真ギャラリー】 ●教育・地域活性化などに中長期的に取り組む 北広島市は、1968年にフィンランド・ヘルシンキ西のタピオラ地区をモデルに団地地区の都市開発を行い、今もフィンランドに似た街並みが広がる。現在、同市は自然と創造の調和した豊かなまちづくりを進めており、「世界で一番Well-beingなまち」を目指している。 今回提携した協定では、「地域資源を活用した心を育む教育」「子どもと親を社会全体で支援する仕組み」「地域活性化のための取り組み」について中長期的に取り組んでいく。 これらの領域については、フィンランドと「ムーミン」のライフスタイルや文化などを取り入れつつ始動する。具体的には、今冬に「北海道ボールパークFビレッジ」にてスケートあそびやクロスカントリーといったイベントの開催、来年には「レクリエーションの森」を活用したサマーキャンプの開校、フィンランを活用したサマーキャンプのドの「ネウボラ」を参考にした子育てサポートプログラムなどを予定している。また、地域とともにこれらの取り組みを進めるべく、「ムーミン」を活用したふるさと納税も導入する。 「ムーミン」を活用したふるさと納税の第1弾は石屋製菓の銘菓「白い恋人」のムーミンバージョンで、寄附受付は2024年秋に開始予定。「ムーミン」を使用した北広島市の返礼品は、今後順次増えていく予定。