競泳、渡部香生子が引退 五輪3大会連続で出場するなど活躍
競泳女子で五輪3大会連続出場の渡部香生子(27)が1日、自身のインスタグラムで現役引退を表明した。渡部は、3月のパリ五輪代表選考会の200メートル平泳ぎで2位に入ったが、派遣記録に0秒26届かず落選。この日「この度、3月に行われた代表選考会を最後に競技を引退することを決意しました」とつづった。 2015年の世界選手権女子200メートル平泳ぎで優勝。五輪は、高校1年生で出場した12年ロンドン大会から3大会連続で出場した。「水泳を始めて23年。物心ついた時から生活の中心であった水泳を離れることに寂しさもありますが、競技者としては後悔がないのが本音です」とつづった渡部。今後については「お世話になった水泳に恩返しができるような活動もしていきたいと思っています。第2のステージでも成長し続けることを目標に、何事も楽しみながら頑張っていきたいと思います」とした。
報知新聞社