SM、イ・スマンを「SMTOWN LIVE 2025」に招待…過去所属アーティストも
SMエンターテインメント(以下、SM)が、イ・スマン元総括プロデューサーを「SMTOWN LIVE 2025」ソウル公演に招待した。 SMは本日(24日)、Newsenとの取材で「イ・スマン元総括プロデューサーと共に、現在連絡可能な既存のSM所属アーティストたちを招待した」と公式コメントした。 「SMTOWN LIVE 2025」ソウル公演は、来年1月11日と12日の2日間、ソウル高尺(コチョク)スカイドームで開催される。 イ・スマン元総括プロデューサーを招待したことが伝えられる前に、SMが自社所属アーティストではないが、かつて所属していたグループH.O.T.のトニー・アン、S.E.S.のBada、Fly To The Skyのファニをソウル公演に招待し、出演が確定したと報じられた。 イ・スマンがSMの公式招待を受け入れる場合、SMを離れて約2年ぶりにタッグを組むことになる。彼は昨年初め、SMの経営陣と激しい経営権争いを繰り広げた。自身が所有していたSMの株式14.8%を、昨年2月10日にバン・シヒョク議長が率いるHYBEに売却した。当時、HYBEは2月10日「イ・スマンの株式14.8%を4,228億ウォン(約440億円)で買収する契約を締結した」と知らせた。 HYBEは、SMの買収を試みたが失敗。そして昨年3月、対内外の要因を総合的に考慮し、買収手続きを中断すると発表し、SMをめぐる経営権紛争は一段落した。 その後、イ・スマンは3月31日、取材陣宛ての手紙を通じて「私の名前にちなんで創立したSMが、今日で一時代を終えることになる。色々思い出すが、私が昔、歌手として歌った楽曲、『幸福』の歌詞がこのすべての過程を代弁してくれるんじゃないか、と思う。愛して憎むそのすべてを、見て見ぬふりをして目をつぶって無視して、過ぎた日々を貧乏だと思って、幸せを描きながら今日も過ごす」と語った。 彼は「私はいつも夢を見ている。広野(KWANGYA)は私の新しい夢だった。この夢を悪質に歪曲して非難される方々がいることを知っている。いつもそうであったように、私は未来に向かって進む。これからK-POPはK-POPを超えて、世界と共にするグローバルミュージックに進化しなければならない。世界が共にする音楽の世界は、技術と音楽の融合になるべきであり、その目標は持続可能な世界への貢献でなければならないと思う。HYBEのバン・シヒョク議長に株式を売り渡したことも、この部分で志を同じくしたからだ」とし、「私は今、海外に滞在している。グローバルミュージックの世界について悩んでいる」と付け加えた。 その後、イ・スマンは海外を拠点にESG(環境・社会・ガバナンス)ビジネスなどに力を注いできた。今年5月3日には、代表として在職中の株式会社Blooming Graceを通じてA2O Entertainmentの商標を出願したことに続き、「A2O Rookies」と名付けた外国人練習生の映像を公開した。
ファン・ヘジン