渋野日向子 惜しくも2位!しぶこスマイル完全復活へ「すごく楽しんでできた。ここからまたスタート」【全米女子OP】
<第79回全米女子オープンゴルフ選手権 最終日 米ペンシルベニア州 ランカスターCC=6583ヤード パー70> 【動画】渋野日向子”しぶこスマイル”でファンと交流!「アメリカのことしか考えていない」 アメリカ女子ゴルフツアーのメジャー第2戦、「全米女子オープン」最終ラウンドが行われ、渋野日向子(25)が2バーディー、4ボギーの72で回り、トータル1アンダー2位でフィニッシュ。 2019年全英女子オープン以来のメジャー2勝目とはならなかった。
トップと2打差でスタートした渋野。3番で3パットのボギーを叩くと、5番でもボギー。 それでも7番パー5の第3打、絶妙なスピンをかけたショットはピンに一直線。この日初めてのバーディーを奪う。 ボギーが先行する中、迎えた難関12番。下りのラインを完璧に読み切り、2つ目のバーディーを奪うと両手でガッツポーズ。 この時点でトップと1打差に迫るものの、その後はスコアメイクに苦しみスコアを伸ばせず。それでも今季ベストの2位。全開の笑顔で大会を終えて、完全復活への大きな一歩を踏み出した。
ホールアウト後のインタビューで渋野は「最終日、なかなか決めきれずにスコアを落としてしまって残念ではあったのですが、結果的に4日間アンダーで回れたのは良かったのかな。すごく楽しんでできた。 短いパットを外してしまったので、流れも悪かったのですがパー5で取れたというところも大きかったです。8番ではまた3パットしてしまってボギーだったのですが。 次の9番で長いパットを決めれて良かったのですが。その後はショットが悪くなってしまい残念ではありますが、何とか耐えれたかなと」とコメント。 12番でおよそ7メートルの難しいラインを完璧に読み切ってバーディを奪った場面については「入るとは思わなかった。もう少し簡単な(パット)が入って欲しかったのですが(笑)あれはすごく盛り上がるパッティングになった。自分もガッツポーズしちゃいました(笑)」と笑顔を見せた。 「めちゃくちゃしんどい4日間でした。ここまでの自分のゴルフの内容だったらありえない結果だったので。正直自分ではビックリしています。ここからまたスタート。新しい章がスタートできるという感覚。すごく前向きな気持ちです」と振り返り、完全復活に向けて前を向いた。
<第79回全米女子オープンゴルフ選手権>
順位(スコア)選手名 優勝(-4)笹生優花 2(-1)渋野日向子 3T(E)アリー・ユーイング、アンドレア・リー(アメリカ) 日本勢の順位 6T(+1) 古江彩佳 9T(+3)竹田麗央、小祝さくら 13T(+4)山下美夢有 19T(+6)岩井千怜 36T(10)尾関彩美悠 39T(+11)西村優菜、河本結 44T(+12)畑岡奈紗 51T(+13)吉田優利 67T(+15)鈴木愛 74(+21)岩井明愛
テレ東スポーツ