【日本代表スタメン案】破壊力が抜群!? ミャンマー戦、3-4-2-1採用で使うべき選手は?
日本代表は6日、FIFAワールドカップ26アジア2次予選 兼 AFCアジアカップサウジアラビア2027予選、グループリーグB組第5節でミャンマー代表と対戦する。この一戦に、森保一監督はどのようなメンバーを送り出すのか。ここでは、ミャンマー代表戦の日本代表スタメン案を紹介する。 【画像】日本代表、ミャンマー戦のフォーメーション案
●様々なことを試す絶好の機会に 「この2戦で選手を、そしてシステムを試すこと。戦術的な浸透度を全体的に上げていき、3次予選につなげていけるように活動していきたいと思います」 サッカー日本代表を率いる森保一監督は、先日のメンバー発表会見でこのように話していた。 AFCアジアカップカタール2024で不本意な結果に終わった日本代表は、3月シリーズ初戦、ホームで行われた北朝鮮代表戦で1-0と勝利。アウェイ・平壌で行われるはずだった同国代表との2戦目が急遽開催中止となり、日本の不戦勝扱いとなったことで、早々に2次予選の突破が決まった。 この結果、6月シリーズの2試合はいわば“消化試合”となる。しかし、冒頭の森保監督のコメントにもある通り、新たな選手やシステムを試す絶好の機会にもなった。とくに注目なのは、システムだろう。これまで4バックスタートがメインだったが、今シリーズでは3バックの長時間採用にも期待がかかる。招集された選手の適性を総合すると、3-4-2-1が最も各々の能力を引き出しやすい形と言えるかもしれない。 スタメンは、選手層が厚い分、様々な組み合わせが考えられるが、格下相手に守備的になる必要がないことは確かで、むしろ超攻撃的でもいいだろう。前回対戦時は5-0だったが、今回は2桁ゴールを目指す勢いで戦ってほしいところだ。 GKはおそらく出番が少なく、誰がピッチに立っても遜色ないはずだが、ここでは谷晃生の先発を推薦する。FC町田ゼルビアで好調なだけに、6月シリーズ初戦で抜擢してもいいだろう。 3バックは右から橋岡大樹、谷口彰悟、伊藤洋輝の3人だ。今季ブンデスリーガでシュトゥットガルトの躍進に貢献した伊藤は、日本代表では左サイドバック起用がメインだが、本来の力を発揮できているとは言い難い。ただ、3バックの左はクラブでも対応してきたポジションであり、ここならドイツで見せているようなプレーを発揮してくれるかもしれない。 橋岡は本職サイドバックの選手だが、対人守備に優れており、CBに入っても問題ないはず。機動力があるだけに、ウィングバックのカバーリングや可変時のスライドにも素早く対応してくれるだろう。 ●伊東純也や三笘薫不在のWBはどうなる? ダブルボランチはラツィオで復活した鎌田大地と、スポルティングCPのリーグ優勝に貢献した守田英正のコンビがいいだろう。とくに復帰を果たした鎌田は注目。物怖じしないメンタリティーとリンクマンとしての才能は非凡なものがあり、前線をうまく活性化してくれるはずだ。 伊東純也と三笘薫という最強のサイドアタッカーが不在となるWBは、右に堂安律を推す。所属するフライブルクにおいて同ポジションで躍動しており、日本代表でも見たいところ。パワフルなプレーと攻守に献身的な姿勢はチームの助けになるはずだ。 左サイドは相馬勇紀。運動量と走力に関してはチーム屈指といっても過言ではなく、90分間において上下動を繰り返すことができる。撤退した際にはSBのようにも振る舞えるので、右のWG堂安とのバランスを考えても、前田大然や中村敬斗よりも彼を推薦する。 シャドーは、右WBに推した堂安との相性が良い久保建英。もう1人は、静岡学園仕込みのテクニックを持ち、ゴールへの絡み方も上手い旗手怜央を起用したい。そしてCFはNECナイメヘンで大活躍した小川航基。3月シリーズは2戦目が中止となったことで、わずか9分間しか出番がなかった。今回は長い時間見たいところである。 すでに予選通過が決まっており、かつ相手は格下。当然ながらアジア杯のようなドキドキやワクワク感はないと言わざるを得ないが、だからこそ森保監督には今までとは違う何かを見せてほしい。
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