他球団も垂涎!? パ・リーグの現役ドラフト注目野手(4)楽天編
日本野球機構(NPB)は12月8日、2023年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団が2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する仕組み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれない選手の新天地での活躍が期待される。今回は、現役ドラフトで特に注目したい選手を各チームから紹介する。(パシフィック・リーグ野手編)
楽天:田中和基
・投打:右投両打 ・身長/体重:181cm/75kg ・生年月日:1994年8月8日 ・経歴:西南学院高 - 立教大 ・ドラフト:2016年ドラフト3位 2018年には外野の一角を担い、新人王を獲得した田中和基。高い身体能力を誇っているが、近年は思うような活躍ができていない。 立教大から2016年ドラフト3位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。ルーキーイヤーは代走や守備固めを中心に51試合に出場すると、翌2018年に外野のレギュラーを奪取。打率.265、18本塁打、45打点、21盗塁の好成績を残し、新人王に輝いた。 しかし、翌2019年は故障に苦しみ、2020年は80試合の出場で打率.240、8本塁打、25打点、6盗塁と成績を落とした。 2021年以降は代走や守備固めなど途中出場がメインに。今季は95試合に出場したが、打率.088とバットで存在感を示せなかった。 環境の変化によって、復活を遂げる事例もあるだけに、現役ドラフトの対象となれば、面白い存在になりそうだ。
ベースボールチャンネル編集部