カブス、PS遠のく逆転負け…連敗でWC3位メッツと6差、鈴木誠也は5打数1安打
○ ロッキーズ 9 - 5 カブス ● <現地時間9月13日 クアーズ・フィールド> カブスの鈴木誠也外野手(30)が13日(日本時間14日)、敵地でのロッキーズ戦に「3番・指名打者」で先発フル出場。4試合連続安打をマークするも5打数1安打に終わり、打率は.273となった。 初回の第1打席は無死二、三塁の好機でロッキーズ先発・ゴンバーと対戦。追い込んでからファウルで粘り、カウント2-2の外角カーブを自信満々で見送ったが、これをストライクと判定され見逃し三振に倒れた。イニング先頭だった3回の第2打席は三ゴロ。二死無走者だった5回の第3打席は詰まりながらも右前打を放ち、4試合連続安打をマークした。 一死一塁だった7回の第4打席は2番手・ヒルと対戦し遊ゴロ併殺。9回の第5打席は二死無走者で4番手・ハルボーセンに二飛に打ち取られ最後の打者となった。この日は5打数1安打1三振。打率は.273、OPSは.828となった。 カブスは初回、4番・ベリンジャーの中前2点適時打で幸先よく先制するも、先発のアサドが2回に逆転を許し6回4失点で降板。3点を追う8回表は6番・ブッシュの18号3ランで5-5の同点に追いつくも、その裏、3番手のスマイリーが満塁のピンチを作り降板したあと、4番手のピアソンが痛恨のグランドスラムを浴びた。 試合前の時点で借金37だったロッキーズに痛恨の逆転負け。2連敗で貯金は「3」に減り、残り15試合でポストシーズン(PS)進出圏のワイルドカード(WC)3位・メッツとのゲーム差は「6」に開いた。
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