杉咲花 ベロア生地の漆黒のドレスで魅了 「同じ時代を生きる人々に物語を通して祈りを込めたい」
女優の杉咲花(27)が5日、都内で行われた「GQ MEN OF THE YEAR 2024」フォトコールに出席した。 【写真】イベントに登壇した杉咲花(撮影・大城 有生希) その年に最も活躍した各界の著名人を表彰する「GQ MEN OF THE YEAR 2024」。「ベスト・アクター賞」に、フジテレビ系「アンメット ある脳外科医の日記」や現在TBSで放送中の「海に眠るダイヤモンド」での熱演が話題の杉咲が輝いた。 杉咲はベロア生地の漆黒のドレスをまとい登場。「素敵な賞をいただけてうれしく思っています。作品に携わった方々と一緒にここに立たせていただいているような気持ちです」とほほ笑んだ。 「称えたい人」として映画「52ヘルツのクジラたち」でトランスジェンダー監修を務めた若林佑真氏を挙げると、「映画では当事者にとってフラッシュバックを起こしかねないアウティングの描写もあって、物凄いプレッシャーだったと思うんですけど、心からの感謝を伝えたい」とコメント。 「作品に参加することもひとつの意思表示」だと捉えているといい、「同じ時代を生きている人々に対して、物語を通して祈りを込めたい」と話した。 そのほかに、仲野太賀が「ブレイクスルー・アクター賞」、ファーストサマーウイカが「ブレイクスルー・エンターテイナー賞」を受賞。 「ベスト・アスリート賞」は、スケートボード男子ストレートで東京五輪、パリ五輪2連覇を果たした堀米雄斗、陸上女子やり投げパリ五輪金メダルの北口榛花が受賞。「ベスト・チーム賞」はバレーボール男子日本代表(キャプテン石川祐希)に贈られた。 「ベスト・ミュージックグループ賞」はNumber_i、「ベスト・コラボレーション賞」は岡村和義、「ベスト・アーティスト賞」は村上隆氏、「ブレイクスルー・ファッションデザイナー賞」はオーラリー岩井良太氏がそれぞれ受賞した。