海洋博公園で化学薬品テロが起きたら 薬品吸い込み倒れた来場者・公園内の犯人 職員と警察・消防が対応訓練
沖縄県本部町の海洋博公園で4日、化学薬品を使ったテロへの対応訓練があった。公園職員や県警、地元の消防隊が連携し、緊急時の対応を確認した。 【写真】夜空を彩る海洋博公園サマーフェスティバルの花火 訓練では、不審な男がペットボトルに入った薬品を公園内に散布したことを想定。警備員らが通報し本部町・今帰仁村消防組合消防本部の特殊災害部隊が現場に駆け付けた。隊員らは、薬品を吸い込み倒れた来場者の救護や薬品を除去。県警は犯人を捜索し、約1時間後に公園内で身柄を確保した。 海洋博公園管理センター統括の山里將樹さんは「来場者の安全を迅速に確保するために行っている。職員と警察、消防との連携が年々強固になっている」と評価した。