兵庫知事、深夜チャットで叱責 部下に、不急連絡も
告発文書でパワハラ疑惑が指摘されている斎藤元彦兵庫県知事が、深夜に会議用アプリのチャットで部下にメッセージを多数送っていたことが30日、関係者への取材で判明した。「何をやっているのか」と叱責する内容や、緊急とは思えない連絡も。文書や職員アンケートにも深夜連絡に関する記述があり、裏付ける内容として注目される。 関係者の取材で判明したのは昨年7月21日のやりとり。斎藤氏は午前0時14分、約1週間後にテレビ放映が予定される県事業について幹部ら数人に送信。その32分後、県立美術館の長期休館について「一言も聞いていない」とし「知事が報道で初めて知るのはおかしいのではないか」と送った。