「大谷翔平・物語に残る一章に…」夢のワールドシリーズ制覇が目前!? 今季の集大成へ「どんな場面でも期待に応えてきた」
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手にとって、昨季オフにロサンゼルス・エンゼルスからドジャースに移ることは大きな決断だった。激しい争奪戦から始まり、巨額の契約金で記録を塗り替え、フィールド上では史上初の50-50を達成。そして、ワールドシリーズは同選手の物語に残る一章になると、米公式サイト『MLB.com』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 大谷は今季開幕前から、チームの戦力増強を図る上でドジャースに貢献する働きを見せている。10年総額7億ドル(約1054億円)という史上最高額の契約金の大半を後払いにしたことで、ドジャースは山本由伸投手、テオスカー・ヘルナンデス外野手、タイラー・グラスノー投手など複数の強力な選手を補強することが可能となった。 同メディアはタイトルに「翔平のストーリーブックシーズンに残る一章」とつけ、「後払い契約は重要なことだったが、大谷が今季フィールドで成し遂げたことに比べれば、取るに足りない。大谷はメジャーリーグ史上初めて、1シーズンで50本以上のホームランを打ち、50以上の盗塁を達成した選手となった。来月には、おそらく3度目の最優秀選手賞を獲得するだろう」と称賛。 続けて「大谷はどんな場面でも期待に応えてきた。サヨナラ満塁本塁打で40-40を達成しただけでなく、最高の個人戦を繰り広げて50-50に到達。そして、さらに上をいった。今季のポストシーズンも例外ではない。彼がずっと夢見てきたことだ。初めてのワールドシリーズで彼が何を用意しているか、今から見てみよう」と大谷の活躍を振り返った上で、ワールドシリーズへ向けて期待感を示している。
ベースボールチャンネル編集部