【No No Girls】ちゃんみな、YURIの過去を聞き最終審査ソロ曲を『ハレンチ』に決定「メッセージ性はすごく似ている」
ちゃんみなも実力を称賛するNAOKOはソロ曲も演出もすでに自分で決定
SKY-HIがCEOを務めるBMSG初のガールズグループオーディション『No No Girls』の第13回『Ep.13/ Final Round -alone-』が、BMSGのYouTubeチャンネルで3日に配信された。今回は最終審査に挑む10人のソロ曲が決定する様子が放送された。 【動画】ちゃんみなとSKY-HIが思わず涙『No No Girls』でのパフォーマンスの様子 同オーディションはプロデューサーにラッパーでシンガーのちゃんみなを迎え、「身長、体重、年齢はいりません。ただ、あなたの声と人生を見せてください」というメッセージでスタート。11日に神奈川・Kアリーナ横浜で最終審査『No No Girls THE FINAL』が開催される。 今回はちゃんみなが、最終審査に挑むKOKO、KOKONA、KOHARU、JISOO、CHIKA、NAOKO、FUMINO、MAHINA、MOMOKA、YURIの10人と面談。ちゃんみなの楽曲から自分で1曲を選び披露するソロ審査の楽曲決めを行った。 ちゃんみなから、「この子は何か持っている。カリスマ性がある」と評されながらも、「表情のバリエーションが乏しい。表情が一定」と指摘されているYURIは、面談でちゃんみなから「今まで経験してきた『NO』」について質問が。YURIは「人から『NO』と直接的に言われたことはなくて」と語り、「中3の時にお父さんを亡くして、そこから『大人にならなきゃいけない』というか。前より落ち着きすぎたというか、暗くなったのかなって思います」と、表情が乏しい理由を自己分析した。 YURIの過去を知ったちゃんみなは、「私も1回、感情を無くしたことがあって」と明かし、「そういう時に『ハレンチ』という曲を作った」と、YURIのソロ曲に『ハレンチ』を勧めた。同曲は、ちゃんみなが楽曲制作でスランプに陥り、そこから抜け出すきっかけとなった楽曲。ストリーミング累計再生数1億回突破している。 「『ハレンチ』は、恋愛の曲だと思っている人がいるんだけど、実はあれは、音楽に対して言っているの。『私の感情、どこに行ったの?』という曲。これがYURIのメッセージ性と楽曲や合っていると思う」とちゃんみなが説明すると、YURIも「ずっと聞いていました」と明かした。ちゃんみなは「私が音楽を失ってしまった時の曲だから、メッセージ性はすごく似ているかもしれない。YURIの中で何かを失ってしまって、『自分の中で何かを取り戻そう』とする姿は、いろんな人に勇気を与えられるものだと思う」と語った。 またMOMOKAは、ラップや歌のうまさを評価されながらも、ダンススキルの底上げや「詰めの甘さ」を指摘されていた。MOMOKAも「これまで、最後の審査に残ることはたくさんあったんですけど、それが全部ダメでここにいる理由って、“ストイックさ”だったなと改めて思っていて。自分のほんの最後の頑張りが足りなかった」と反省。ちゃんみなから「ラップも歌も両方見たい」とソロ曲に『PAIN IS BEAUTY』が与えられると、ダンス練習や自宅での筋トレに励んだ。さらに「ダンスを頑張ってほしい」という思いに応えるため、ダンスブレイクも入れることになった。 3次審査で落選しながらも3.5 次審査のチャンスを与えられ、ラップの才能を開花させた最年少のMAHINA。ソロ曲には“今この瞬間を大切にしたい”という思いをこめた『花火』が与えられた。歌メインの楽曲への挑戦にMAHINAは、「ラップに挑戦して高評価をいただいて、『次はボーカル』と思っていたので、ボーカルもラップもダンスも、全部いろいろできる、操れる声になりたい」と意気込んだ。 ちゃんみなから実力を絶賛され、高いスキルを持つNAOKOは、自ら楽曲や演出プランを用意。「私が踊っている、歌っているその間だけでもネガティブな気持ちは1つもなし。ただ『ハッピー』だし『楽しい』っていう、『THE ・ENJOY』みたいな、(人々の気持ちを)切り替えられる人になりたい」という思いから、「2次審査で歌った『^_^』(ハッピー)がすごく好きです」と、自らソロ曲を指定した。さらに「私が踊っている中で、1回“何もない空間”を作りたい。“無”の空間。めちゃくちゃ踊って急に止まって、めっちゃいろんなことを考えてもらう時間を一緒に作りたい」と、すでにダンスで魅せる演出プランも考えていた。 また自身の課題も冷静に分析。「具体的に言うと、自分の感情むきだしの姿がない」と語り、「怒りの部分が出ているパフォーマンスが素晴らしいのはCHIKAちゃん。私には、そこまで(自分を)開くのは時間かかる。MOMOKAちゃんの、“真ん中に来ただけで曲が変わったかのように空気を自分のものにする力“も、学んでいるところが多い」と、ライバルたちを研究し、「私以外の9人にあって私にはないもの。これができたら絶対モンスターになれる」と語った。
ENCOUNT編集部