岡田監督には“不評”…?阪神、早くも苦言を呈された選手5人
榮枝裕貴
・投打:右投右打 ・身長/体重:180cm/85kg ・生年月日:1998年5月16日 ・経歴:高知高 - 立命館大 ・ドラフト:2020年ドラフト4位 相次ぐ捕手の故障離脱もあって、チャンスを迎えている榮枝裕貴。しかし、指揮官からはリード面で苦言を呈されており、奮起が促されている。 立命館大では、4年時に正捕手を奪取。自慢の強肩が高く評価され、2020年ドラフト4位で阪神タイガースに入団した。 ルーキーイヤーは右肋骨の疲労骨折の影響もあり、一軍出場なし。翌2022年も二軍暮らしが続いたが、シーズン最終戦に代打で出場し、プロ初打席で初安打・初打点をマークした。 昨季も開幕から二軍が主戦場に。ファームでは63試合出場で打率.240、2本塁打、20打点の成績となり、リーグ優勝決定後に一軍でプロ初スタメンを経験した。 今春はオープン戦でも出場機会を得ているが、変化球中心のリード面は評価されず、岡田彰布監督からの信頼を勝ち取れずにいる。 ここまで一軍経験が乏しい榮枝だが、坂本誠志郎・梅野隆太郎の牙城を崩し、一軍に割って入りたいところだ。
井上広大
・投打:右投右打 ・身長/体重:189cm/100kg ・生年月日:2001年8月12日 ・経歴:履正社高 ・ドラフト:2019年ドラフト2位 今季で高卒5年目を迎え、勝負のシーズンとなる井上広大。岡田彰布監督からハッパをかけられているが、ここまで目立つ結果を残せていない。 履正社高時代には4番打者として打線を牽引し、3年夏の甲子園を制覇。高校通算49本塁打の実績も高く評価され、2019年ドラフト2位で阪神タイガースの一員となった。 高卒1年目は二軍の4番打者に抜擢され、69試合出場で打率.226、9本塁打、36打点をマーク。シーズン終盤には一軍デビューを果たし、プロ初安打・初打点を記録した。 翌2021年は二軍で68試合出場し、打率.267、9本塁打、50打点の成績でウエスタン・リーグの打点王を獲得。2022年はウエスタン・リーグの最多安打(96本)に輝いた。 しかし、一軍では出番を増やせず。昨季は13試合の一軍出場で打率.229、ノーアーチに終わるなど苦しんでいる。 そんな中、指揮官からも大きな期待をかけられ、今春キャンプでは一軍メンバーに名を連ねたが、実戦ではアピール不足と言及されていた。 それでも、3月6日に行われた楽天とのオープン戦では、マルチ安打を記録した。一軍定着に向けて、結果を出し続けていくしかない。