メルセデス・ベンツ「新型Eクラス」が革新する「居心地の良いプレミアム」の理想とは?まずはセダンとステーションワゴンから日本導入を開始
各種ノイズをもとから断つ。高速域での快適性も向上
新型Eクラスは、ホイールベースが先代より20mm拡大されたことで、ゆったりとした居住性が実現されている。助手席まで広がったインテリアトリムも、視覚的な広さを感じさせるポイントのひとつだ。 室内のゆとり拡大に合わせてグレードアップされたシートは、標準設定がレザーARTICO仕様。レザーエクスクルーシブパッケージでは、ナッパレザーにキルティングとパーフォレーションを施したダイヤモンドステッチが配される。 居心地の良さを大きく左右する静粛性に関しては、メルセデス・ベンツ独自のアプローチによって磨き抜かれた。発生源におけるノイズを可能な限り低いレベルで抑えるとともに、高度なシールと防音対策を施すことで不可避なウインドノイズを気にならないレベルにまで低減することに成功しているという。 ほかにもドア部分の構造剛性を高めることで、高速域での風切音を低減。コックピットクロスメンバーなどホワイトボディから構造を変更した上で発泡材を効果的に配することによって、遮音性が大幅に改善されている。 日常的に恩恵を感じる事ができそうな先進装備としてもうひとつ、ウルトラハイビーム付きのDIGITALライトについて触れておこう。ハイビームアシストの制御精度が向上するとともに、日本初の機能として「路面描画機能による車線逸脱警報」を追加するなど、運転支援についても新機軸が盛り込まれているようだ。
メルセデス・ベンツ 新型Eクラス 主要諸元とラインナップ
■メルセデス・ベンツE 350 e Sports Edition Star 主要諸元 ●全長×全幅×全高:4960×1880×1485mm ●ホイールベース:2960mm ●車両重量:2170kg ●エンジン:直4DOHCターボ+モーター ●総排気量:1999cc ●エンジン最高出力:180kW(204ps)/6100rpm ●エンジン最大トルク:320Nm/2000-4000rpm ●モーター最高出力:95kW/2100-6800rpm ●モーター最大トルク:440Nm/0-2100 ●トランスミッション:9速AT ●駆動方式:RWD ●燃料・タンク容量:プレミアム・50L ■メルセデス・ベンツ E220d ステーションワゴン(欧州仕様) 主要諸元 ●全長×全幅×全高:4949×1880×1469mm ●ホイールベース:2961mm ●車両重量:1915kg ●エンジン:直4DOHCディーゼルターボ+モーター ●総排気量:1993cc ●最高出力:145kW(197ps)/3600rpm ●最大トルク:440Nm/1800-2800rpm ●モーター最高出力:17kW(23ps) ●モーター最大トルク:205Nm ●トランスミッション:9速AT ●駆動方式:RWD ■新型Eクラス ラインナップ&プライス E 200 アバンギャルド(ISG 搭載モデル) 2.0L 直 4 直噴ターボ:8,940,000円 E 220 d アバンギャルド(ISG 搭載モデル) 2.0L 直 4 直噴ディーゼルターボ:9,210,000円 E 350 e スポーツ Edition Star 2.0L 直 4 直噴ターボ+プラグインハイブリッド:9,880,000円 E 200 ステーションワゴン アバンギャルド(ISG 搭載モデル) 2.0L 直 4 直噴ターボ:9,280,000円 E 220 d ステーションワゴン アバンギャルド(ISG 搭載モデル) 2.0L 直 4 直噴ディーゼルターボ:9,550,000円
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