投手層厚い県岐阜商 攻略に自信見せる明豊 センバツ交流試合・第2日の見どころ
2020年甲子園高校野球交流試合(日本高校野球連盟主催、毎日新聞社、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)は第2日の11日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で3試合がある。第3試合の明豊(大分)―県岐阜商(岐阜)の見どころを紹介する。 【写真特集】大型ビジョンの集合写真で開会式に「参加」 ◇第3試合(15時20分) 明豊(大分=準々決勝敗退)―県岐阜商(岐阜=出場辞退) ※左が一塁側、かっこ内は県名と独自大会の成績 最速140キロを超える投手を5人も擁する県岐阜商と、昨秋のレギュラー全員が打率3割を超える明豊。投打に特色のあるチーム同士の一戦は、県岐阜商の継投のタイミングがポイントになりそう。 県岐阜商は適材適所の投手起用が際立つ。多彩な変化球を操る左腕・野崎、直球が光る森、佐々木の両右腕の継投策が見もの。攻撃も機動力が売りだ。 一方、昨秋の公式戦で4割近いチーム打率を誇る明豊は、球威のある投手攻略に自信を見せる。中軸の布施、居谷らを中心に勝負強い打撃が持ち味だ。 対照的なチームカラーの両チームだが、県岐阜商の69歳のベテラン、鍛治舎監督と、対する38歳の明豊・川崎監督の互いのベンチワークも興味深い。