長寿祝い廃止 公共施設統廃合 年間30億円歳出削減へ 物価高・インフラ維持費で財政悪化 北見市
HTB北海道ニュース
北見市は財政の健全化に向けて、来年度からの3年間で、最大で年間30億円の一般財源を削減する計画案をまとめました。 計画案は市議会総務教育委員会で公表されました。北見市は1市3町の合併で道内で最も広い市町村になったことや物価高によりインフラの維持費の高騰などが財政悪化の要因としています。 計画案で市は、来年度から3年間を集中健全化期間とし最大で年間30億円の歳出を削減するとしました。 事業の見直しとして、長寿祝い金制度を含む敬老事業の廃止、市道の維持管理費の削減、さらに公共施設の統廃合などを挙げています。市は説明会などを通じて理解を求める方針です。
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