ヤクルト開幕投手はサイスニード 過去外国人開幕投手では4勝1敗の好成績!
2連覇から一転して昨年5位に沈んだヤクルトは、開幕投手をサイスニードが務める。 ヤクルトの開幕投手を外国人投手が務めるのは、2018年のブキャンナン以来、6年ぶりとなる。その他では1996年と1997年のブロス、2003年のホッジス、2004年のベバリンが外国人投手として開幕投手を託されてきた。 【一覧】ヤクルトの過去10年の開幕投手 過去の外国人投手たちはホッジスこそ敗戦投手となったものの、その他の4度はすべて勝利投手となった。初の大役を担うことになったサイスニードも先輩たちに続きたいところだ。 過去10年の開幕投手を見ると、日本人投手は石川 雅規投手(秋田商出身)と小川 泰弘投手(成章出身)の2人だけしかいない。内訳は小川が7度、石川が2度、そしてブキャナンが1度となっている。 ヤクルトのほか、同期間で日本人の開幕投手が2人以下の球団は巨人だけ。他の10球団はいずれも3人以上の日本人投手が開幕戦の先発を任されてきた。ちなみに巨人は菅野 智之投手(東海大相模出身)が8度、外国人投手のマイコラスとビーディがそれぞれ1度ずつ開幕投手を務めている。 ヤクルト(前身球団含む)で最も多く開幕投手を務めているのは金田正一の10度。2位では松岡弘と石川の9度が続く。一方で開幕投手の連続記録は松岡で7年連続だ。意外なことに金田は3年が最長だった。松岡の7年連続開幕投手はセ・リーグタイ記録でもある。ちなみにNPB記録は山田久志(元阪急)の12年連続となっている。