ＨＤ現代重工業が自主開発した輸出用潜水艦（ＨＤＳ－２３００）の鳥瞰図。［写真　ＨＤ現代重工業］ ＨＤ現代重工業が自主開発した２３００トン級潜水艦を前面に出して欧州防衛産業市場の攻略に出る。 ＨＤ現代重工業は８日（現地時間）、ポーランド・ワルシャワで「ポーランド海軍と造船産業のための韓・ポーランド協力の新たな時代」をテーマに「プロモションデー」を開催したと９日、明らかにした。 今回の行事はポーランド海軍の潜水艦現代化事業である「ＯＲＫＡ」プロジェクトの入札を控えて開かれた。ＨＤ現代重工業は自主開発した２３００トン級輸出用潜水艦（モデル名ＨＤＳ－２３００）とトータルソリューションを公開した。 ＯＲＫＡプロジェクトはＨＤ現代重工業をはじめ、ドイツ、フランス、スウェーデン、スペインなど各国企業が激しくしのぎを削っている。ＨＤ現代重工業は３０００トン級潜水艦（ＫＳＳ－ＩＩＩＰ）と２３００トン級潜水艦（ＨＤＳ－２３００）など２つのプラットフォームを提案した状態だ。 行事にはグローバル潜水艦生産業者である英国のバブコック・インターナショナルとＬＩＧネクスワンも参加して潜水艦に搭載される主要システムとソリューションを紹介した。 ポーランド現地企業との協力強化も話し合われた。ＨＤ現代重工業はポーランド・グダニスクのレモントワ（Ｒｅｍｏｎｔｏｗａ）造船所と共同維持・補修・整備（ＭＲＯ）のための業務協定を締結した。この他に現地エネルギー企業ＰＧＨ２社と水素エネルギー分野協力を拡大することで合意した。 ＨＤ現代重工業の朱元浩（チュ・ウォンホ）特殊船事業代表（副社長）は「ＨＤ現代重工業は世界市場に最高性能の潜水艦を供給するためのすべての準備を終えた状況」としながら「今日の行事がＨＤ現代重工業の力量と強みをＰＲすることを越えてＫ－防衛産業の優秀性を証明する契機になるだろう」と明らかにした。